内科全般General Internal Medicine

内科全般

一般的な風邪や発熱、生活習慣病などの内科的疾患に対応しています。主に呼吸器系、循環器系、消化器系の疾患に対して検査、薬物治療を行うものです。当院ではレントゲンや心電図検査なども完備しています。
内科的疾患はさまざまな自覚症状からはじまり、なかには重大な疾患が隠れていることもあります。特に高齢者の方はさまざまな持病を抱えている方も少なくはないでしょう。お気軽に相談、受診できるようサポートしていきます。患者さんの不安を取り除けるよう、わかりやすく説明し、検査や治療がスムーズに行えるよう努めて参ります。
当院では近隣の総合病院と連携しているため、より精密な検査や処置が必要な場合、ご自宅や勤務先から近い医療機関への通院をご希望される場合には、紹介状にてご案内も行っています。また、病院から退院した後の通院に関しても、紹介状をご持参いただければ対応可能です。

内科全般の主な症状

次の症状・疾患がある方は受診してください。

  • 発熱
  • 胸痛
  • むくみ
  • 動悸
  • だるい
  • 体重減少
  • めまい
  • 嘔吐
  • 胸焼け
  • 食欲不振・低下
  • 花粉症
  • 蕁麻疹
  • など

健康診断で異常などを指摘された場合

健康診断は受けただけでは意味はなく、その結果に対して正しく対処することではじめて意味を持つものです。
まずは指摘された「異常」がなにかを理解することが重要です。健康診断で「異常」「要精密検査」と指摘されたら、どうか受診されて下さい。
健康診断で指摘される症状について、当クリニックに相談に来られる症状を一部を簡単に説明致しますのでご参考にして頂ければと思います。

血圧異常

臓器などがなんらかの要因で障害を受け、細胞が破壊されることにより、その臓器特有の物質が血液中に流れだすため、血液検査を行うと病状などがわかります。
基準範囲(値)は、年齢ごとに健康人の95%の人が入る範囲となりますが、統計学的に20人に1人は、この範囲から外れることがあります。
健康な状態では、概ね同じような検査値になります。

貧血

貧血とは血液中のヘモグロビン(血色素)量が減少(低下)した状態をいいます。
ヘモグロビンは血流に乗って酸素を体のすみずみまで運搬する働きを担っています。そのため、ヘモグロビン量が減少すると体内各所が酸欠状態となり、疲れやすくなったり、だるい、めまいがする、常に頭痛がする、朝起きることができない、などの体の不調を引き起こします。
特に日本人女性では10~20%と高率で貧血症状がみられます。
貧血の原因は様々なため、貧血を指摘されたらまずは原因を確かめることが大切です。

尿素窒素異常

蛋白が体の中で分解されたときにできる物質のひとつが尿素です。尿素はすべて 腎臓から排泄されます。
腎臓は、血液が運んできた老廃物や体に有害なもの、不要なものなどをろ過し、尿として体外へ排泄する重要な役割を担っています。
腎臓病は健診で発見されるケースがきわめて高い病気です。
腎臓病には、急性腎炎、ネフローゼ、腎不全などがありますが、急性腎炎以外はかなり進行するまで自覚症状があまりありません。健康診断で異常が指摘された場合は早めに受診し、原因を調べることが大切です。

血糖(BS)

米や穀物などに含まれる炭水化物は体内で分解され、糖質となって腸から吸収、ブドウ糖として血液中に送り込まれます。この血液中のブドウ糖が血糖であり、私たちが生きていくための体のエネルギー源となります。
この血糖が増えすぎてしまう病気が糖尿病です。
日本では、国民の7人に1人が糖尿病又はその予備群であると言われており、まさに「国民病」といえる状況となっています。
糖尿病には、先天的な原因などでインスリンが分泌されない1型糖尿病、生活習慣などの後天的な原因によりインスリンの分泌が悪くなる2型糖尿病があります。
通常見られるのは後者であり、近年では飽食と運動不足などの生活習慣が主な原因となり子供や若い人にも増えています。

肝機能障害

肝機能障害の大部分は、B型とC型ウイルスによる肝炎が最も多く、一部は慢性肝炎から、やがて肝硬変、肝がんへと進行する場合があります。 肝臓は、病気になっても症状が出にくいことや感染しても気づかないことが多く、「沈黙の臓器」とも言われます。
肝臓は丈夫な臓器ですが、症状が出て異変に気づいたあとでは中々元に戻りません。
特効薬はなく予防が第一ですので、 肝機能の検査で異常が指摘された場合は、早めに受診し、自身の健康状態をきちんと理解することが大切です。

健康診断の結果をしっかりフォロー。これからの健康や生活の質向上につなげていきましょう。